コレステロールを副作用なく下げるのがDHA・EPA

コレステロールを副作用なく下げるのがDHA・EPA

生活習慣病の多くは動脈硬化によって引き起こされます。この動脈硬化ですが血中の脂質成分が血管壁に貼りついて血液の通り道を塞いで狭くしてしまったり、 血管を硬く柔軟性のないものにしてしまうのが原因です。

この血液の流れを悪くしたり、血管を劣化させてしまう成分というのが「コレステロール」なわけです。

なぜ、卵は1日1個までと食べられる個数が決められていたり、食用油に「コレステロール0」といった表示があるのかというと、もうそれはお分かりのようにコレステロールの摂り過ぎが血液と血管の健康を損なって動脈硬化の原因になるからです。

動脈硬化は加齢で進むものでもあるので老化現象ではありますが、普段の食生活や運動不足、ストレスによって促進されてしまうものです。こうした不摂生の影響があらわれてくるのは50代や60代といったところですが 心筋梗塞や脳梗塞という形でいきなりあらわれてしまったら最悪、突然死ということになりますし、助かったとして後遺症で体に障害がでることもあります。

そのため普段から動脈硬化にならないようにコレステロールの過剰摂取に気を付けないといけないわけですが、ここで役に立つのがDHAやEPAといったオメガ3系列の脂肪酸。

DHAとEPAにはコレステロールを下げる働きがあり、EPAにかんしては医薬品(エバテール/持田製薬)としても利用されています。ただ、コレステロールを下げる効果にかんしては実はDHAのほうが高いといわれています。

DHA・EPAはどういう仕組みでコレステロールを下げるのか?

動脈硬化を促進する一番の原因はコレステロールです。血中にコレステロールが増えるほど血管が硬化し、余分なコレステロールが血管壁に貼りついて血栓ができやすくなるからです。

DHAが優れている点は、悪玉コレステロールといわれる血管壁に貼りついて血液の通り道を塞ぐ血栓をつくる原因にもなるLDLコレステロールを減らしてくれるだけでなく、 血管壁に貼りついた悪玉コレステロールを回収して肝臓に持って帰ってくれる善玉コレステロール(HDL)を増やしてくれるところにあります。

そもそもなぜコレステロール値が高くなってしまうかというと未使用のコレステロールが肝臓に回収されずに血中に留まるからです。 そのため余分なコレステロールをスムースに肝臓に回収してくれるHDLコレステロールが増えれば自然とコレステロール値は低下していきますし、 HDLコレステロールの値が高いほど動脈硬化が起こりにくいことがわかっています。

コレステロール対策のポイントはLDLコレステロールを下げて、HDLコレステロールを上げること。そのために最も効果的な働きをしてくれるのがDHAとEPAなんですね。

すでに健康診断等でコレステロール値が高く、「このままだと動脈硬化になって脳梗塞か心筋梗塞だよ!」とお医者さんに注意を受けている人にとってDHAとEPAは本当に頼もしい存在になってくれるはずです。

コレステロールを下げるDHA・EPA以外の栄養素

コレステロールを下げる場合、基本的に食事療法がメインになります。DHA・EPAを多く含むマグロやブリ、サンマといった青背の魚を中心に コレステロールを吸着して対外へ排出する働きのある食物繊維やコレステロールを燃焼するときに使用されるビタミンB2を意識して摂取するようにしましょう。

そのなかでもやはり食事療法の中心になるのはDHA・EPAを豊富に含む青魚になると思います。コレステロールを下げてくれるだけでなく中性脂肪も下げてくれますし、 血中の脂質バランスが整えてくれるので血液がサラサラになり、動脈硬化はもちろんあらゆる生活習慣病に効果があります。

1日で摂取すべきDHA・EPAの量ですが、1g程度が望ましいといわれています。2g以上摂取すると逆に血液がサラサラになりすぎてなかなか血が止まらなくなるといわれて いますが、昔の日本人は2g以上食べていたといわれるのでそれほど気にする必要もないのかな?と思います。

その季節の旬の青魚を週に4回以上食べていれば多分摂取量的には問題ないです。問題は魚嫌いの人です。野菜からαリノレン酸を摂取することでも体内でDHAに変換されはするのですが、 直接DHAやEPAを摂取するよりはるかに効率が悪くなるので効果はそれほど期待はできません。

そのためどうしても魚が食べられないという場合は、DHA・EPAサプリメントを利用することをおすすめします。ただし、あくまでもサプリは最後の手段です。 実際に普段魚を食べている人がプラス要素としてDHAサプリを摂取するのと魚を食べない人がDHAサプリを摂取するのではやはり前者のほうが実感できるみたいですから。

ベースはあくまで普段の食事だということを覚えておいてください。

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